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2018年12月13日

SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)とは?


SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは? 

  未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとして文部科学省が実施する事業で、本校は  平成28年度から5年間の指定を受けました。
  SSHの指定を受けた学校では、科学技術系人材の育成のため、各学校で作成した計画に基づき、独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関などとの連携、地域の特色を生かした課題研究など様々な取り組みを積極的に行っています。



松高のSSH

   将来、様々な課題に直面することが予想されるなか、生徒一人ひとりが、高い志を持ち様々な課題に対して、自ら考え挑戦し、未来を切り拓く力を身につけることを目的としています。  



















  具体的には、全生徒を対象に、幅広い分野での探究活動を実施します。1年生では自然科学・社会科学それぞそれぞれの活動を通して課題研究の方法を学び、2年生では自らの興味・関心に基づいた課題研究に取り組みます。
      東海地区や全国での発表会、大学や企業の訪問など生徒の可能性を伸ばすSSHならではの取り組みも数多く実施しています。




SSHの授業

 
 1年生では「基礎探究」「理数基礎探究」(探究領域・表現領域)、「探究情報基礎」という授業に取り組み、探究のスキルを身につけます。 

①「基礎探究」「理数基礎探究」(探究領域・表現領域)
<探究領域>
  数学・理科・社会の3分野で、「1.課題を見つける 2. 実験する・調査する 3. 資料をまとめる」 という研究の手順を練習します。
  理科では「ミドリムシは動物か植物か」、「ガリレイが行った落下運動」、「強力な電池を作る」などをテーマに、実験や考察を行います。


















数学では、データの収集や分析をしています。「通学時間と勉強量」など疑問に思ったことについて、実際に自分たちでデータを集め、相関関係があるのか考察します。


















社会ではデータを収集しながら、松阪市が抱える課題をテーマに、意見を出し合って考察したりしています。













<表現領域>

 自分の考えを表現する力を身につけるため、小論文の書き方について学びます。












②「探究情報基礎」

「松阪市PRコマーシャル」の制作を通して、データの解析や情報機器の操作について学びます。





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2年生では、「発展探究」「理数発展探究」(探求領域・表現領域)、「探求情報」に取り組み、本格的な研究をスタートさせます。

 


③「発展探究」「理数発展探究」(探究領域・表現領域)



<探究領域>
  1年間かけてそれぞれの課題(研究テーマ)の探究活動を行います。
  
   1学期は研究テーマを考えます。自分の興味・関心に基づいた高校生らしい研究テーマになるよう、相談します。 

   松高のSSHでは、プレゼンの技術も磨きます。クラスメイト、担当の先生に分かりやすく伝えるため、みんな一生懸命です!









夏休みにかけて、テーマに基づいた実験や調査をしてデータを集めます。 
三重大学でのデータ解析      祇園祭での街頭アンケート
        地元企業での実験         小学校へ出前授業

   
   2学期は、データの分析・考察を行い、その成果をポスターにして発表します。
                  





     

  3学期は、すべてのグループが論文作成をおこない、優秀な研究グループは「松阪高校SSH研究成果発表会」にて口頭発表をおこないます。また、東海地区や全国での発表に挑戦します!松高生はこれらの取り組みを通して大きく成長しています。













<表現領域>
    自分たちの学んできたことや思いを英語で正しく表現する方法を学びます。GTECなどの外部検定にも全員で挑戦します!



 

















④「探究情報」(2年生)
 1年生で身につけた情報スキルに磨きをかけて、研究発表に活かせるポスター作製法、プレゼン術などを学びます。また、松阪市CMコンテストには英語で作品を出展します!